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教会長メッセージ

「合掌の心」


2014年12月 7日

 欧米人は、出会った時や別れるときに握手をしますね。最近の日本の若い人たちもこれに倣(なら)ってか、そのような光景を見ることも増えてきました。
 恥ずかしいような気もしますが、心がつながった瞬間として嬉しい気もします。だからといって、こちらから手を差し伸べるには少し抵抗がある方も多いと思います。

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素直に受け入れる


2014年11月 1日

 幸せになる近道は、素直で正直に生きることと教えていただいています。信仰を始めた初心の頃は、人さまの正直な説法や赤裸々(せきらら)に懺悔をされる法座のご縁をとおして素直に自分をふりかえり、「あのように正直な生き方をしてみたい」とか「ご指導を受け入れれば幸せになるんだ」というハッとした気づきをいただいた方も多いでしょう。そういう感激にひたり、そのとおりに実践すれば功徳も即(そく)いただけたのではないかと思います。

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「少食と身心の健康」


2014年10月 4日

 「一日二食。一汁(じゅう)三菜。三食食べるは口の奢(おご)り、腹の奢りである。」
 倹約令、節約生活を掲(かか)げ、享保(きょうほう)の改革によって経済復興を成し遂げた江戸時代中興の祖、8代将軍徳川吉宗の自戒(じかい)の訓(くん)です。
 一日を二回の食事で済ますのは難しいとしても、美食、大食の時代にある現代において、私たちにとっても戒(いまし)めとなる言葉ではないでしょうか。

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言葉が人をつなぐ


2014年9月15日

 ユダヤ人の少年が校庭に落ちていた釘(くぎ)を拾ってポケットに入れました。通りがかった先生がそれを見て不審に思い「アルベルト、その釘をどうするんだ」と訊(たず)ねると、少年は「だれかが踏んでケガをするといけないと思って・・・」と答えました。ところが、そばにいたドイツ人の級友が「ユダヤ人はその釘でキリストを磔(はりつけ)にしたんだ」と言い出し、ほかの級友たちも「そうだ、そうだ」と囃(はや)し立てたそうです。

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暑気を味わう


2014年9月15日

 庭先の 蝉(せみ)の時雨(しぐれ)に 愚痴時雨(ぐちしぐれ)

 「暑い 暑い」「暑い 暑い」という言葉をみんなが繰り返すと、それはまるで蝉が鳴いているかのように聞こえます。この暑いときには感謝の言葉よりもついつい愚痴(ぐち)の方が先行してしまいがちです。これは愚痴の時雨といってもいいでしょう。

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「いま、すぐ」


2014年7月 5日

 教会で行われる式典に際して、ご宝前のお役者が事前にリハーサルを行う姿を見かけます。それは本番でやり直しが利(き)かないことをわきまえているからこそ、しっかりと準備をするのでしょう。
 人生もリハーサルが出来ればよいのですが、人生にはリハーサルはありません。時を遡(さかのぼ)ってもう一度というやり直しも出来ません。人生は毎日が本番、今が本番なのです。

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「悦びを伝えよう」


2014年6月 1日

  悲しみは心を曇らせ、怒りは心を傷つけます。
  不満は心を腐らせ、憎しみは心を壊(こわ)します。
  悦びは心を温め、微笑みは心を癒(いや)します。
  感謝は心を清らかにし、慈しみは心に恵みをもたらします。

 

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「他を照らす」


2014年5月 6日

 「あなたの心の眼(まなこ)には、人間の尊厳(そんげん)が映(うつ)っていませんか」

 

 今月の佼成会長法話には、このような投げかけがあります。一人ひとりの尊さや素晴らしさが映っているのか、反対に人の醜態(しゅうたい)が映っているのか。どちらも映し出すのは自分です。黒いサングラスをかければ、見える世界は黒くなるのと同じように、本来は、見える世界が黒いわけではなく、世界を見ている自分の心が黒いのです。

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「大きな願いに生きる」


2014年4月 5日

 教会道場で行われる九時のご供養の際、導師が入場するときに流れる「四弘誓願(しぐせいがん)」という曲があります。普段はメロディだけですが、みなさんは歌詞を唄えますか。
 この「四弘誓願」は、「衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど) 煩悩無数誓願断(ぼんのうむすうせいがんだん) 法門無尽誓願学(ほうもんむじんせいがんがく) 仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)」という歌詞で、久遠本仏の脇侍(きょうじ)の菩薩である(光背の右上、右下、左上、左下の順に)上行(じょうぎょう)、無辺行(むへんぎょう)、浄行(じょうぎょう)、安立行(あんりゅうぎょう)の四大菩薩の願いなのです。仏道を修行するものの根本的な願いといわれています。

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「優しさ」


2014年3月 2日

 3年前に起きた東日本大震災の際に、一人の外国人が日本国籍を取得しました。アメリカの元コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン氏です。この方は、日本文学の第一人者で、日本においても数々の賞を受賞し、日本文学を世界に知らしめた人でもあります。
 研究や文芸活動でアメリカと日本を40年ほど行き来し、震災の後、多くの外国人が日本を離れる中、この方は逆に日本に移り住んだのです。キーン氏は日本の文化や伝統に惚(ほ)れ込んでいました。その日本人の心の優しさと情感の豊かさを次のように讃(たた)えられています。

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