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教会長メッセージ

軽んじない


2015年11月15日

 11月1日に迎えた教会発足記念日には、およそ二千人の方が参拝してくださいました。これも皆さんが、根気強く、粘り強く、常不軽菩薩のように、どこまでも相手の仏性を敬い、信じ、拝み、只(ただ)ひたすらに手どりをされた功徳です。
 一人の方に七転び八起きの精神で何度も諦(あきら)めずに手取りに歩いた方、自らに目標を課して何十軒・何百件と手どりに歩いた方、昼夜を分かたず布教に歩かれた方など、「30周年」というテーマを持って取り組まれたサンガの皆さんの集大成となりました。
 手どりをとおして、それぞれが得た功徳は計り知れないものがあると思います。布教の醍醐味(だいごみ)を味わい教えを弘める喜びをいただいたり、信力堅固(しんりきけんご)の信仰が確立されたり、相手の仏性を拝むことによって自らの仏性の尊さに気づいたりと、たくさんの布教の智慧と慈悲の悟りをいただいたことでしょう。

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信仰のこころ


2015年10月 4日

 信仰というと、日常生活から離れ読経供養や教会参拝など何か特別な宗教的行為や活動形態をイメージしがちです。毎朝、毎晩ご宝前の前でご供養をする。ひたすら三部経を読誦する。ご命日にはかかさずに参拝する。とても尊い行いですが、これらの行為がその時間だけの修行に終わり日常生活とかけ離れては信仰の意味がありません。

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私たちは宇宙と一つ


2015年9月 4日

 宇宙一の宝石、地球。その星の住人である私たちは至高の宝の上に住んでいたのです。宝は手にするものでなく、すでに手にしていたのですね。
 さて、今月の会長法話「私たちは宇宙と一つ」には、次のような生き方をお示し下さっています。

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8月度実践目標


2015年8月12日

 今月、終戦から70年を迎えました。ノーベル平和賞を受賞された佐藤総理大臣の演説草稿を見ますと、終戦の詔勅(しょうちょく)における"万世ノ為ニ太平ヲ開カント欲ス"「未来永劫のため平和な世界を切り開こう」という願いが、戦後日本の平和の夜明けになったとあります。
 また、日本の国号「大和(やまと)」とは、大いなる平和や大いなる調和を意味すると述べられ、聖徳太子の十七(じゅうしち)条の憲法において「和ヲ以テ貴シトナス」という第一条を引用し、古来より今日に至るまで一貫したこの国の理想は「和(わ)」を何よりも尊ぶことだともあります。

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「先祖に感謝できる幸せ」


2015年7月11日

先祖が私たちにいちばん望んでいるのは、家族が仲よくし、まわりの人たちと調和して生きること。
 目の前の困っている人、世界じゅうで苦しむ人のために平和な世界を成就する―

「先祖」に対する、これが最大の供養です。

盂蘭盆会のこの月、会長法話では先祖の願いと先祖に対する最大の供養のあり方を教えていただいています。

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「南無」ということ


2015年6月13日

 経典を読誦(どくじゅ)させていただくと読み上げる「南無」の回数は、なんと67回にもなります。これが朝夕(ちょうせき)のご供養として2回読誦させていただくならば2倍の134回。さらに道場参拝を行い、行事や活動の際にもお題目を三唱しますが、これらを含めると多い日には200回ぐらいは「南無」と唱えていることになります。私たち仏教徒の一日は、「南無」「ナム」だらけなのです。

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無名の人びとは国の宝


2015年5月 4日

 水戸黄門でお馴染(なじ)みの助さん、格さん。剣術(けんじゅつ)の使い手である助さんと柔術(じゅうじゅつ)の使い手である格さんが悪者を懲(こ)らしめる姿は爽快(そうかい)ですが、しかし、この二人の本当の姿は学者なのです。助さんのモデルは佐々介三郎(さっさすけさぶろう)、格さんのモデルは安積覚兵衛(あさかかくべえ)といいます。この二人が日本の歴史に大いに貢献した事実はあまり知られてないようです。

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未熟を自覚する


2015年4月 5日

 お釈迦さまのお弟子さんに、物覚えの悪いシュリハンドクという人がいました。
心配した兄の導きで仏門に入りましたが、優秀な兄と違い、いくら修行をしてもお経の一句さえも覚えられません。周囲から疎(うと)まれたシュリハンドクは、とうとう兄からも見放され「修行をあきらめて家に帰りなさい」と勧(すす)められます。自分の愚(おろ)かさを嘆(なげ)き教団を去ろうとするのですが、お釈迦さまから「自らの愚(ぐ)を知る者は真の知恵者である」というお言葉をいただいて思いとどまったのです。

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「季節の行事に親しむ」


2015年3月 8日

 ご先祖さま。それは私たちの人生の応援団です。そして、ときに身の回りを守ってくれる警備員でもあります。
 さて、ある会員さんが子どものときにおじいちゃんのところへ久しぶりに遊びに行ったときの話です。
 おじいちゃんのところに集まった孫の数は14人。おじいちゃんは、年齢順に孫の名前を呼んでお小遣いを渡していました。ところが自分の順番になると名前を呼んでもらえません。「え?と、え?と、ところでお前さんだれだったっけ?」結局、自分から名乗ったそうですが、仕方がありません。なんせ14人目の最後の孫だったのですから。でも、おじいちゃんは満面の笑みを湛(たた)えてお小遣いを手渡してくれたそうです。

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家族とともに心豊かに


2015年1月10日

 「先生!うちの子の箸の持ち方が悪いんですが、先生はどのように教育されているんですか?」
 呆気(あっけ)に取られる話ですが、これは学校の父兄参観に来られた親御さんの話です。我が子の箸の持ち方まで学校教育がするものと考えているのでしょうか。
 現在は、核家族があたりまえになり、ライフスタイルや経済環境の変化によって共働きが増え、子どもと触れる時間が減少しています。さらには価値観の多様化により、家庭が本来果たすべき役割が軽視されています。

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