教会長メッセージ

「季節の行事に親しむ」


2015年3月 8日

 ご先祖さま。それは私たちの人生の応援団です。そして、ときに身の回りを守ってくれる警備員でもあります。
 さて、ある会員さんが子どものときにおじいちゃんのところへ久しぶりに遊びに行ったときの話です。
 おじいちゃんのところに集まった孫の数は14人。おじいちゃんは、年齢順に孫の名前を呼んでお小遣いを渡していました。ところが自分の順番になると名前を呼んでもらえません。「え?と、え?と、ところでお前さんだれだったっけ?」結局、自分から名乗ったそうですが、仕方がありません。なんせ14人目の最後の孫だったのですから。でも、おじいちゃんは満面の笑みを湛(たた)えてお小遣いを手渡してくれたそうです。

 応援したい守りたいと思って下さっているご先祖さまも、日頃から対面していないと覚えてもらえないのかもしれません。もしかするとご先祖さまも誰が子孫かわからないのかもしれませんね。
 今月はご先祖さまを供養するお彼岸の月です。家族そろって自らの「いのち」のおおもとの声を聴いて対話してみてはいかがでしょうか。

 また、本会はあらゆるいのちが芽吹(めぶ)くこの季節に誕生したのです。それは、「現実に人を救い、世を立て直すには、法華経にこめられている真の仏教精神をひろめるほかにはない。」という開祖さまの願いからでした。今一度、本会の「いのち」の産声(うぶごえ)をかみしめ、布教伝道の心構えにいたしましょう。

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