教会長メッセージ

家族とともに心豊かに


2015年1月10日

 「先生!うちの子の箸の持ち方が悪いんですが、先生はどのように教育されているんですか?」
 呆気(あっけ)に取られる話ですが、これは学校の父兄参観に来られた親御さんの話です。我が子の箸の持ち方まで学校教育がするものと考えているのでしょうか。
 現在は、核家族があたりまえになり、ライフスタイルや経済環境の変化によって共働きが増え、子どもと触れる時間が減少しています。さらには価値観の多様化により、家庭が本来果たすべき役割が軽視されています。

 今、私たちの家庭は、この話に代表されるように子育てまでを学校や社会の責任と勘違いし、娯楽や消費、行き過ぎた憩いの場に成り下がってはいないでしょうか。
 本来、家庭とは、人が社会で生きていくための基礎を学ぶ人間形成の場であり、人づくりの根本道場なのです。
 そして家と同様に、人にも人生の柱となるものを打ち立てる必要があります。開祖さまはその柱として次の三つを大切にするようご指導くださっています。


 一つは、人間らしい情操を高めるために、親が後ろ姿で自己犠牲を払う姿を見せていくこと。


 二つめは、道義と秩序の感覚を養うために、お互いわがままを自制し、社会性という徳をみにつけていくこと。


 三つめは、生きがいをおぼえるために、息の長い仕事をゆっくりと追求すること。

 

 家庭の幸せが折り重なれば社会や国家、世界の平和へとつながります。大和教会30周年を期に、会長法話の如く、無財の七施と思いやりを心がけ、家族とともに心豊かな家庭づくりを歩んでまいりましょう。

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